BACK

樹木管理の基本

木を診る 木を知る    剪定道具の紹介 
令和3年10月26日(火)  (講師)     樹木医  北村正隆 先生 
 

 講義のポイント 
  
  • 木は、空気中の二酸化炭素を取り込み、根から吸い上げた水と太陽から受けた光を使って光合成を行い、酸素とデンプンなどの養分を作り、葉や根、果実などに蓄積され成長する。
  • 木の剪定は、見る人にとっては気持ちいいと感じる。しかし、木にとっては、葉が無くなることは苦しい。上手な剪定は、木に負担をかけないように、見た目ではあまり変化が見えない程度にすかす。
  • 剪定後少ない葉が黄色くなると危ない。
  • 木の表面の皮の内側が生きている。中は死んでいる。枝が枯れているかは、木の表面を削り、緑なら生きており、茶色だと死んでいる。
  • 木の葉を食べる害虫はまだましで、テッポウムシのような木そのものを食べる虫には注意が必要。
  • 剪定時期は、木の葉が落ちて眠っている時期に行うのか良い。剪定は枯れた個所から切る。

BACK